アトピーの痒みを減らすお風呂の入り方

      2015/04/29

アトピー お風呂

アトピーの人にとって一番の恐怖。
それはお風呂です。

私自身もそうだったのですが、お風呂に入った時は傷口に水がしみり痛く、そしてお風呂に入った後は身体中がおかしくなったように全身を痒みが襲いました。傷口でかさぶたになっている部分でさえも痒くてどんどん掻いてしまう。血が出てきてもそれでも痒くて掻くのを我慢できなかったのを覚えています。

だからお風呂の時は最新の注意を払い、本当に様々な方法を試して出来るだけ皮膚に影響を与えないようにお風呂に入っていました。

今回はアトピーの人が間違えているお風呂の入り方。

これをご紹介させて頂きます。

お風呂にも大切なポイントがいくつかあるのですが、
多くの人が間違えている事実。

それは

「毎日身体を洗う」ということです。

「え?身体は毎日洗うのが普通だと思いますが…」

という声が聞こえそうですが、

実は…

「肌は洗えば洗うほど肌が潤わなくなる」という事実はご存知でしょうか…?

以前に美容院でも話を聞いたことがあるのですが、毎日頭をシャンプーで洗うと髪がボロボロになったり頭皮の脂が全部なくなってしまってその後大量のフケが発生しまったなど…実は清潔すぎるのは逆に身体の微生物をすべて洗い流してしまうのでよくない事なのです。アトピーにはこういった側面から見てみると、発展途上国ではアトピーになる人が少ないと言われる理由がなんとなく分かるかと思います。

実際、私がタイにアトピー治療に行った時には、タイ人がアトピーになった場合でも大体1週間あれば治ると言われていました。それだけアトピーに対する微生物も多いという事だと思います。

毎日洗って良い人とダメな人の違いは?

アトピー お風呂

1日経つと肌がベタベタになる人は、毎日洗った方がいいですが、普通の人は、毎日洗うのはやめた方がいいです。特にアトピーの人は元から肌が乾燥気味の人が多いかと思います。

アトピーになると、腸の機能が悪くなり、消化できない悪いものが入ってきた場合、消化できずにそれが肌に現れてきます。その悪くなった場所では、多くの微生物が頑張って肌を良くしようと頑張っているのにそこをボディーソープで洗えばどういう事になると思いますか?

微生物もすべて流れてしまって修復が出来なくなります。(イメージとしては次の微生物がやってくるまでにまた時間が掛かり、結局肌の治りが遅くなるという感じです)

なので、掻いて肌がボロボロになっている場所に、ボディーシャンプーや石鹸をつけると余計に乾燥肌が悪化します。

健康な肌には、角質層に約30%の水分が含まれています。これが30%以下になったのが、いわゆる“乾燥肌”です。肌の角質層の水分や保湿成分は年齢とともに減少するので、年代に応じてきちんとしたケアが必要になります。 乾燥すると角質層が厚くなり、肌が硬くごわごわになって、さらに乾燥するという悪循環に陥ってしまいます。

お風呂ではボディーソープをスポンジやナイロンタオルにたっぷりつけて泡立てて体を洗う事は、皮脂(微生物)を必要以上に落として、肌にダメージを与えてしまいますので、洗うときは固形石けんと綿のタオルを使うのがオススメです。それでも痛いという場合も多いので、そういう時は泡立てた泡を身体に載せるだけのイメージで後はサッと洗い流すのが一番です。特にアトピーの場合、腕や脚、腰回りは乾燥しやすいので、乾燥している部分、痒い部分は洗わない方がオススメです。私の場合は、ひどい時は、頭をシャンプーで洗って、脇、陰部のみを石鹸などで洗い他の部分のぬるめのお湯で洗い流しているだけでした。

特に注意してほしい点

私もそうでしたが痒い部分にお湯を当てると非常に気持ち良いのですが、これが逆に後で痒みを倍増させる原因にもなるので、痒い場所にはなるべくお湯をあてないようにした方がいいです。私自身、痒くて痒くて我慢できずに夜中に起きて痒い部分に熱いお湯を掛けたりもしていましたが、結局これがアトピーを悪化させていました。

アトピーがひどい時は、身体は水で流すだけにして下さい。試して頂くと分かるのですが意外と水で流しただけでもすっきりとします。

そして、お風呂上りが一番大切なのですが、お風呂上りは一番身体が乾燥します。特にお風呂に入って、温まった身体が急激に冷えるので、お肌の状態が不安定になります。その時に、行わなければいけない事は、ビタミンEクリームを塗るということです。寝ている間に乾燥するので、少し多めに塗っておけばきっちりと保湿を行なってくれるので、しっかりと塗ってください。ただ、夜中にまた乾燥してしまって…となる場合が多いので、子供がアトピー場合は、夜中にも、ビタミンEクリームを塗ってあげるのがオススメです。

細かいクリーム名などはまた別途記載させて頂きますが、お風呂の入り方、お風呂上がりのケア方法を変えるだけでもかなり痒みが抑えられますので、今もし上記のようなダメなお風呂の入り方をしていたらすぐに改善してください。

普通の人も洗いすぎてアトピーになる場合も

実はアトピーは通常身体の内部の腸から来るのですが、身体の外からアトピーになる場合が増えています。垢=皮膚の保護膜なのですが、アトピーの人はこの保護膜自体も弱って薄くなっている状態です。

私たちの皮膚は角質、皮脂、善玉菌という保護膜が、病原菌の侵入や紫外線などから守ってくれていますが、身体をゴシゴシ洗う事はこれらの保護膜を削ってしまうという事でもあり、これを毎日続けていると皮膚は無防備になります。

そして、結果、肌が弱くなり、アトピーになる場合がありますので、あなたがアトピーの場合、家族もアトピーになりやすい傾向があるので注意して下さいね。